HANANO PHOTOGRAPHY
  • HOME
  • PLAN
    • 家族写真
    • 超日常写真
    • 七五三
  • PROFILE
  • ALBUM
  • BLOG
  • CONTACT
  • CONTACT(七五三専用)

Hanano Photography Blog

Hanano Photography web掲載の考え方について。

5/17/2024

 

こんにちは!
Hanano Photographyフォトグラファーのhananoです。
​
新緑が綺麗な気持ちいい季節になりました。
そういえば去年の今頃は・・・日々つわりでスープストックで生き延びていたなあなどど思い返しております。
そんなつわりを乗り越えたソン(次女)もすくすくむちむちと育ち、5か月を迎え、どろどろの10倍粥なるものを口に入れられる(本当に、ただただ口に入れられている(突っ込まれている)だけではある)ほどになりました。 
3ヶ月の頃は授乳&入眠ストライキで、闇に落ちかけていた自分ですが、それが落ち着いてくれた今、まるまるにこにこなソン、かわゆいよ~、なんでそんなにかわいいのかよォ~~~~、という気持ちになっております。(母の都合の良さ・・・)

写真

(我が家の朝の風景です)


Hanano PhotographyのWEB掲載への考え方について。


さて、今日はずっとお伝えしておきたいな、と心の中で考え続けていた
「お写真のWEB掲載について」お話できたらなと思います。

まず、ここ2年間ほど、私の中でずっと続けていたことがありました。
それは、「掲載許可を頂いたお客様のお写真はすべてInstagramの投稿でご紹介させていただく」というものです。

それには、以下の理由がありました。
​
投稿させていただく撮影を、
①選べなかったから
②選びたくなかったから

この2つの理由です。

①「選べなかったから」について
これは嘘偽りなく、お伺いしたすべてのお客様の撮影に関して、私の持てる熱量を100%注いでいて、全力で思い入れを持っているからというところが一番大きいです。
すべての撮影に関して明確に記憶があって、親御さんやお子さまとのコミュニケーションを思い出せる。
胡散臭く聞こえるかもしれないですが、どの撮影も、私にとっては本当に宝物のような時間だったのです。
だから、掲載許可を頂いた撮影の中から、これは載せる、これは載せない、という基準を持つことができず、
また、自分の為に撮影や編集中に感じたことを残しておきたいという気持ちもあり、
掲載許可を頂いたお客様の撮影に関しては、すべてInstagramで紹介させていただいてきました。
いつも暑苦しいほどの文章量を添えているにも関わらず、読んでくださっている方には本当に感謝しています・・・!

②「選びたくなかったから」について
これについては、「写真の正解をつくりたくなかったから」というのが一番大きいです。
よく、フォトグラファーの世界で売り方の話になると、「世界観を作りましょう」とか、「統一感を出しましょう」みたいな話になるのですが、
この「世界観」とか、「統一感」というのは、何によって成り立っているのかというと、
私個人の考えではありますが、「光の状況」「色味」「モデル(被写体)」「服装やヘアメイク、小物などの装飾」「ロケーション(室内であれば内装)」
写真の見た目として分かりやすいところで言うと、こういうところが大きいと思います。
視覚的にわかりやすく「世界観」を構成しようと思うと、こういうところにこだわり、かつ、その世界観に当てはまった写真を掲載する、お客様に見せていく、ということになるかと思います。

確かに、これはとてもわかりやすいです。
この人はこういう写真を撮るのだな、ということが一目瞭然で誰にでもわかりますし、「その世界観に入りたい」という気持ちをお客様に抱いていただくことで、集客につながっていくからです。
でも、私個人の意見として、逆に失うのではないかと心配しているものがあります。
それは、「その世界観にはまることができなかったご家族のお気持ち」です。

「こういう写真を撮りたい」、そういう願いをお客様に抱いていただいて撮影をご依頼いただき、
例えばその日のお子さまのコンディションとか、お家の内装とか、光の状況とか、そういうものが揃っていてばっちり世界観にハマったとき、
きっと、お客様は最高の満足感を得ることができると思います。

でも、もしかしたら、そうではないかもしれない。
お子さまは写真を撮られたり、衣装を着るのを嫌がるかもしれないし、その日は光が思うようにはいってこない天気の日かもしれないし、そもそもすべてのご家族のお家がその世界観に適した環境なわけではない。
個人的な意見として、完璧に写真の世界観をすべてのお客様に再現するのであれば、出張撮影というスタイルではなく、スタジオ撮影にした方がよいと思います。
でも、「人」以外の環境要素がすべて揃っていたとしても、大人だけの撮影であればともかく、子どもの撮影においては予想通りにいかないことの方が多いです。

そんなときに、「正解の写真」を期待していたお客様はどんな気持ちになるのかな、ということがとても気になるのです。
​環境要素を揃えるのはフォトグラファーの仕事だと思いますが、お子さまに関する要素は、親御さんも責任を感じてしまうと思うのです。
親御さんはフォトグラファーに気を遣うかもしれない、フォトグラファーは写真が撮れないと焦るかもしれない、「正解の写真」を求めて大人たちが必死になった結果、子どもたちが犠牲にならないだろうか、とも思うのです。
「正解の写真」があることで、「不正解の状況」が生まれてしまい、「正解」にはまらなかった子どもを否定してしまうことに繋がらないだろうかと。

親御さんが写真に関して頑張らなくてもいい、そして子どもたちがなにかを強要されたり、否定されることのない撮影がしたい。
そんな思いがあり、できているかどうかは分からないのですが、「写真の正解をなくしたい」、とずっと思っていました。
正解をなくせば、それに向かって大人たちが必死になることも、そこに当てはまらなかったときにがっかりすることもなくなり、その子がその子のままで、ご家族がご家族のままでいられるのではないだろうかと。
でも、そんなことができるのだろうか、そんなことが「写真の仕事」として成り立つのだろうか。
それは今でもわからないけれど、一つ言えることは、そのためには、まず「フォトグラファーである私が、私の中での写真の正解をなくす」必要があると思っています。
​
もともと写真には正解などないし、どんな環境でも写真は撮れるし、どんな人にも平等であるはずなのに、
自分で選ぶ余地が生まれたときに、私は、自分の中のフォトグラファーのエゴで、見せる写真を選んでしまうと思ったからです。
それはたぶん、きっと無意識だけれども。
「写真の正解をつくりたくない」、そんな気持ちが、「掲載する写真を選びたくなかった」、この選択につながりました。


写真という商品の価値の曖昧さと、WEB掲載をご許可くださるお客様へのお礼。


私のような個人で活動するフォトグラファーの仕事は、しみじみと「お客様のご厚意」によって成り立っていると思うのです。
今現在、Hanano Photographyの新規のお客様は、ほぼInstagramから私を見つけてくださっていまして、
それは、すなわち、私が仕事を続けられているのは、本当に今まで掲載をご許可くださったご家族のご厚意のおかげです。

「写真」という商品は、ものすごく価値が曖昧で、例えば「炊飯器=米が炊ける」「掃除機=ゴミが吸える」というように誰にでもわかるような、共通の効果・効能を持つものではありません。

​Aさんにとっては「毎年必ず撮影してアルバムにして保存するもの」かもしれないし、
Bさんにとっては「年賀状に使うために最低限必要なもの」かもしれないし、
Cさんにとっては「お金を払う価値がない」ものかもしれません。

なければないで生きていけるもの、なくても生活にはなんの影響もないもの、それが写真です。
家電や車などはスペックの違いで価格が違うことが納得できるけれど、写真というのは価値が極めて感覚的で、明確に価値を数値化したり言語化したりすることが難しく、そして受け取り側の価値も人それぞれなので、写真の色味の好みなどはわかるかもしれませんが、それ以上の価格の違いや、フォトグラファーをどういう基準で選んだらよいかも明確には分かりにくいですよね。
そして、その撮影や写真の価値は、実際自身が撮ってもらうまで実感することはできませんし、撮影してみたら思ったような満足感が得られなかった、価値があるどころかマイナスな体験だった、ということもよくあるのです。

お試しが難しくて、他人のレビューが自分に当てはまるとは限らない、お金を出したにも関わらずマイナスの体験となってしまうかもしれない、とっても価値が曖昧な商品、価値が保証できない商品、それが写真なんです。
そんな中で、お客様に判断材料として事前に見ていただけるものは、「他のお客様の写真」しかないのです。
お客様には「自分ではない他人の写真」を見て頂いて、価値を推測して、選んでいただくしかないわけです。
それでも、どんなにお客様が考え抜いて、色々と比較して選んでくださっていたとしても、お客様が事前に期待したものと、実際の撮影や写真の満足感が釣り合わないことも多々あるのではないかとも思います。

写真に満足していただく、というのは、一見単純なようで、実はあまりにもたくさんの要素が関係していて、本当に本当に難しいことだと日々痛感しています。
でも、だからこそおもしろくて、経験を積むことでお客様に満足していただける確率は確実に上がっていくと信じておりますし、撮影させていただいたお写真を発信させていただくことで、また新たなお客様に選んでいただけるきっかけを作っていただいているのです。

お写真を見てご依頼をいただかない限りは、私たちフォトグラファーは土俵にも立てません。​
だから、撮影をご依頼くださるお客様はもちろん、本当に、掲載をご許可くださるお客様のご厚意で私の仕事は成り立っています。
本当に、本当に、ありがとうございます。


「外向きな写真」と「内向きな写真」。


私は、家族写真には2つの性質を持つものがあると思っています。

それは、
「誰かに見せることを前提とした、または見せても恥ずかしくない写真」と、
「ご家族にしかわからない瞬間や、プライベートなお時間など、ご家族の中だけで大切にしていただく写真」
の2つです。
私は前者を「外向きな写真」、後者を「内向きな写真」と呼んでいます。
​
例えば「外向きな写真」とは、ご家族皆様が写っている集合写真だったり、お子様がカメラを見てひとりで写っている写真だったり、要はプリントしておうちの中に飾ったり、年賀状に使ったり、おじいちゃんおばあちゃんに送ったりするようなもの。
他人にみせることを前提としていたり、もしくは見せても恥ずかしいと思わないもののことと言います。
それに対して「内向きな写真」とは、例えば授乳中などプライベート性の高いお写真とか、他のひとにはわからないけれどご家族の日常の中で毎日繰り返される習慣とか、ふとした瞬間に撮れた変な顔の写真とか、例えばそういうものをいいます。
ほかの人に見せるというよりは、自分の心の中でそっと大切にしておきたいもの。
ご家族だけで見返して、ふふふと笑い合ったりするもの。
私は両方、どちらのお写真も大好きなのですが、とくに後者の「内向きな写真」。
少なくとも私にとっては、自分の育児においてそういう写真が心を支えてくれていると思いますし、きっとそういった写真が、いつかの自分にとっての宝物になると思っています。

この2つはきっと、お客様にとってもそれぞれ別の意味をもつ写真だと思います。
そして、少なくとも私にとっても、撮影のスタイルが大きく異なってくる要素となります。
例えばHanano Photographyで言うと、「ファミリープラン」「七五三プラン」は外向きなお写真を多めにお撮りしており、「超日常写真プラン」はほぼ内向きな写真と考えてお撮りさせていただいております。
また、前者のような七五三やお誕生日など、記念日の撮影においても、外向きなお写真はしっかり残しつつ、そのご家族ならではの内向きな写真をお渡しできたらいいな(もちろんお客様がそれに価値を感じてくださるかどうかはわからないけれど・・・)、と思って撮影していますし、
おそらく、Hanano Photographyの最大の特徴は「内向きな写真」だと自分では考えています。
​もちろんこれはあくまで私の主観で、お客様がどう捉えられているのかはわかりません。
そして​受け取る方によって、同じお写真でも人によっては外向きだけど、人によっては内向きに感じる、ということもあると思います。


「内向きな写真」を掲載するということ。


いつも、掲載させていただくお写真を選ぶときに考えることがあります。
「このお写真を、私が第三者に見せたら(WEBに掲載したら)ご家族はどう思われるかな」ということです。
きっと、「外向きな写真」は公の場に掲載されても、ほとんどのご家族は許容してくださるのではないかな、と思います。
​だけど、特に「内向きな写真」はどうだろうと。
​
もしかしたらご家族にとっては、これは他人に見せてほしくなかった、と思うことも沢山あるのではないかと思います。
それはその人それぞれの価値観だったり考え方によって全く異なる感覚だと思うので、「これは載せてもいい」「これは載せてほしくない」という明確なボーダーラインを引くことはとても難しいと思います。
もちろん、私の中の感覚と、お客様の感覚も、全く違うと思います。
だから、掲載するお写真を選ぶときには自分なりに色々と考えているつもりではありますが、もしかしたらそれに対して、「この写真、気に入っているけれど、できれは第三者には見られたくなかったな」などと、ご家族を不快なお気持ちにさせてしまっている可能性もあると思っています。
そしてさらに、私が勝手にキャプションでアレコレと語るものだから、「うちの家族を勝手に語られて嫌だったな・・・」と感じる可能性も十分にあると考えています。
​特に、「内向きな写真」でそういうことが起こりうる可能性が高いのではないか、と思うのです。

そのようにお客様に不快なお気持ちを与えてしまうかもしれないのに、どうして私は「内向きな写真」も掲載させていただいているのかというと、
それは、「私が撮る写真」と、「こういう感じの写真を撮ってもらえるだろうというお客様の予想」の認識の差を埋めるためです。
世の中の大体の写真サービスは、「外向きな写真」を撮るサービスが多いです。
だから、写真撮影=「外向きな写真」の撮影、ほとんどの人が無意識にそういう認識を持っています。
なので、「内向きな写真」は、人によっては「変な写真」「失敗した写真」「撮ってほしくなかった瞬間の写真」と捉えられてしまう可能性があるのです。

「内向きな写真」を撮影して、お客様にご納品させていただくためには、「お客様がそういう写真に価値を感じてくださっている」と私が感じることができていることが必要になります。
「外向きな写真」はもちろんですが、そこにプラスで「内向きな写真」に価値を感じている私としては、そういうお写真を撮影させていただき、かつお客様にご満足いただく為に、「Hanano Photographyではそういう写真もお撮りしています」ということを提示して、それに共感して価値を感じてくださるお客様に撮影をご依頼いただけることが必須条件なのです。
(「外向きな写真」だけを撮影するのであれば、もっと他に、そういった写真に向いているとても上手なフォトグラファーが沢山いらっしゃいます。)
このような理由から、私は、WEB上に「内向きな写真」と個人的に思うお写真も掲載させていただいております。

そもそも、私がしているようなご自宅でさせていただく撮影は、プライベート性が高い、内向きな性質を持っている撮影です。
そして、私自身も元はと言えば「ご家族の中で大切にしていただきたくて撮影している写真」であるのに、それを私が自ら公開し、第三者に見ていただいてしまっている、ということに既に矛盾があるのです​。
これは完全にフォトグラファーである私のエゴでしかなく、私の商売の為という理由以外、お客様には特にメリットはないと自覚しております。
​
でも、「内向きな写真」、そういう写真にこそご家族にしかない空気が詰まっていると感じるのです。
そして、そういうお写真に価値を感じている私としては、これからもそういう撮影をしていきたいなと思いますし、もしご家族が許してくださるのであれば、私なりにご家族のお気持ちに思考を巡らせながら、これからもWEB上でご紹介させていただけたらな、と思っています。


これからは全部の撮影を掲載させていただくのが難しいかもしれない、というお話。


今までは、掲載するお写真を「選べない、選びたくない」自分だったのですが、​子どもが2人になり、なかなか今まで通りに仕事に時間が割けなくなった今、これからは「掲載許可をいただいたお客様のお写真をすべてご紹介させていただくこと」が物理的に難しいのかな、と考えています。
本当は、本当に、掲載許可をいただいたすべてのお客様をご紹介したいのです。
それは、商売の為というより、撮影で感じたことを写真と言葉で残しておきたいという自分の為であり、こんなにも素晴らしい経験をさせていただいたお客様への感謝を伝えたい気持ちからです。
だけど、気持ちだけでは乗り切れないのかな、と薄々思っておりますし、すべてのお写真を載せることにこだわることで、ひとつひとつの投稿へかける熱量が減ってしまうことも、自分の中では納得できない気持ちがあります。


撮影させていただくお客様へお伝えしたいこと。


だから、ここからは撮影させていただくお客様へ、『もしも少しでもためらうお気持ちがあるならば、遠慮なく掲載をNGにしていただきたい』というお話です。
​
​今までのブログでも何回かお話させていただいたのですが、私は「撮影中に感じていた気持ち」が、そのまま「写真を見た時の気持ち」に直結すると考えています。
だから、私の中では、ご家族に撮影時間をなるべく心地よく過ごしていただけることが何より大切だと考えています。
そもそも、自宅という空間はとてもプライベートな空間です。
そこに他人が入ってくるだけでも緊張を伴うことであるのに、それが+撮影だとなれば、それは通常の人にとっては非日常以外の何物でもないですし、そんな状況でリラックスしていつも通りに過ごす、ということはとても難しいと思います。
「他人が入る」「カメラが入る」こと自体、「誰かの目を気にする」という行為であるのに、撮影された写真が「第三者に見られる可能性がある」のであれば更に、いろいろなことを気にしてしまう方が多いのではないのではないでしょうか。

今までWEB掲載をご許可くださったお客様の中には、
「Hanano Photographyの暑苦しいInstagramに載ってみたい」と前向きに考えてくださった稀なお客様もいるかもしれないですし、
「まあ、hananoの営業活動に協力してもいいかな」とご許可くださった心優しいお客様もいると思うのです。
もしかしたら、本当は断りたかったけど・・・と思っていらっしゃった方もいるかもしれません。

ですが、先ほども申したように、私も物理的にこれからはすべての撮影をご紹介することが難しいかもしれません。
ですので、WEB掲載に関して、お客様に少しでも心配だったり、何か引っかかるお気持ちがあるのであれば、私に遠慮することなく、お断りいただけたらと思っています!
繰り返しになるのですが、私にとっては「ご家族に撮影時間をなるべく心地よく過ごしていただけること」が一番大切だと考えています。
私がその場にいるだけでもご家族に緊張を与えてしまっているのに、さらに写真を誰かに見られることが前提になってしまうことで、ご家族がよりリラックスできない心の状況になってしまうことは、私としても本意ではありません。
だから、どうか私に遠慮することなく、第三者に見られることのない「ご家族だけのお写真」にしていただきたいなと思うのです。
「ご家族の中だけで大切にしていただけるお写真」というのは、本当の意味で私が目指すところでもあるので、写真にそういう価値を持たせてくださることは逆に嬉しく思いますし、WEB掲載の可否によって、ご家族が何らかの不利益を被ったり、私の熱量が変わることは絶対にありません。

​また、写真に関して、被写体であるお客様には「肖像権」という立派な権利があります。
だから、写真を掲載しないでほしい、というご希望は、どんな理由であっても当たり前に尊重される権利なのです。
そして逆に、フォトグラファーには「著作権」があります。
この権利をお客様に譲渡していない限り、基本的にはお客様はフォトグラファーの許可なく、私的な利用以外にその写真を第三者に提供したり、商用で利用することはできません。
お互いの気持ちと権利を尊重しながら、撮影後もお客様と心地よい信頼関係を築いていけたらいいな、と願っています。


まとめ。


これからも、ご許可いただいたご家族のお写真は引き続きすべて掲載させていただくかもしれないですし、すべては難しいということになるかもしれません。
もしかしたら「掲載を許可したのになんで掲載されなかったんだろう」と、気を揉まれるお客様もいらっしゃるかもしれません。
なので、「掲載した撮影」と「しなかった撮影」間で、何かが違うということは少なくとも私の中では絶対にありません、ということをきちんとお伝えしたかったのです。

最近はフォロワー数もいいねも伸び悩むようになったInstagramですが、私のお客様は写真だけでなく言葉までも本当によく見て下っていて、全く知らないご家族のお写真なのに、このご家族のこんなところが好き!とか、そんな風にコメントをくださる方もいます。
「写真が素敵」と言われるよりも、「ご家族が素敵」と思ってくださることが、本当に本当に嬉しいのです。

先ほどもお伝えさせていただいたように、私の仕事は「お客様のご厚意」で成り立っています。
だから、引き続きWEB掲載をご許可くださるお客様のお写真は、「この子こんなにかわいいんです、このご家族こんなに素敵なんです!!」という気持ちを伝えさせていただく為に、掲載させていただけることに心から感謝して、大切に使わせていただけたらなと思います。
そしてそれが、新しいご家族とのご縁をつなぐきっかけになってくださるのであれば、これ以上ないくらいとてもありがたいことです。
​これからも、ご家族への感謝の気持ちと自分の中の納得感を大切にしながら、WEBへの掲載を続けていきたいなと思っています。
​
これからも、InstagramなどのSNSや、ウェブサイトを通して、私が出会うことのできた素晴らしいご家族を皆様にも見ていただけたら嬉しいです(*^^*)

Hanano Photography 高橋 花乃


コメントの受け付けは終了しました。

    カテゴリ

    すべて
    Engagement
    Family
    Matenity
    Portrait
    Prewedding
    Wedding
    お知らせ
    フォトレッスン
    思うこと
    七五三
    超日常写真

    アーカイブズ

    5月 2025
    1月 2025
    12月 2024
    7月 2024
    6月 2024
    5月 2024
    4月 2024
    7月 2023
    6月 2023
    12月 2022
    9月 2022
    5月 2022
    1月 2022
    12月 2021
    11月 2021
    9月 2021
    8月 2021
    6月 2021
    4月 2021
    1月 2021
    11月 2020
    10月 2020
    9月 2020
    8月 2020
    6月 2020
    5月 2020
    3月 2020
    10月 2019
    8月 2019
    2月 2019
    1月 2018
    12月 2017
    11月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    7月 2017
    6月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016
    8月 2016
    7月 2016
    6月 2016
    5月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    1月 2016

撮影規約

copyright Hanano Photography 
​all rights reserved. 

当サイトに掲載されている写真、文章、デザイン等の
無断転載・ 無断使用はお断りいたします。

  • HOME
  • PLAN
    • 家族写真
    • 超日常写真
    • 七五三
  • PROFILE
  • ALBUM
  • BLOG
  • CONTACT
  • CONTACT(七五三専用)