HANANO PHOTOGRAPHY
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Hanano Photography Blog

「誰のための写真か?」そして、「誰の目線の写真か?」について。

9/4/2021

 

こんにちは!
Hanano Photographyフォトグラファーのhananoです。
9月に入り、急に過ごしやすい?日々が続いていますね。
夏の夕方のヒグラシの声も大好きだったのですが、秋の鈴虫やそのほかの虫の音も大好きな私です。
日本の四季は本当に美しいと思います。

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さて、今日は「誰のための写真か?」そして、「誰の目線の写真か?」という何とも抽象的なテーマでお話させていただけたらと思っております。(いつも抽象的…)
今日は私がカメラマンを始めたころからお付き合いくださっているご家族の4歳さん、1歳さん姉妹の日常のお写真とともにご紹介いたします。
これまた長くなりますが、どうぞお付き合いくださいませ。

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(駅までお迎えに来てくれたお姉ちゃんとママ。
3ヶ月の時から撮らせてもらっているお姉ちゃんがマスクしておる…なんだかお姉さんになった感があって最初から一人無駄に感動。
撮影の時は最初のこんにちはシーンが可愛すぎることがあるので、最近は送迎に来ていただく際もお会いする前からカメラ準備するようになりました。
地上に出たらあああああああ!!!!!!スーパーキュート立っちガールがおる!!!!!!
こちらの妹ちゃんは前回お会いした時に5ヶ月くらいだったので、これまた感動。)

世の中に携帯電話が出回ってから、写真を撮るという機会はとても身近なものになりました。
また、デジタルカメラの進化で誰でも簡単にきれいな写真が撮影できるようになり、またSNSが浸透することで写真を人に見せる機会が多くなりました。
それに伴って、カメラマンと名乗る人が爆発的に増えました。
カメラマンと名乗るにあたってはなにか特別な資格が必要なわけではありませんので、いってしまえば、カメラマンとは「自称」なわけです。
例に漏れず私も、「自称カメラマン」です。
私が持っている資格といえば、看護師・保健師免許、普通自動車免許(オートマ限定、しかも仮免一回落ちました)、英検漢検3級(うろ覚え)といったところです。
こんな私でもなれるわけですから、そりゃもう誰だってなれますよね。

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(パパの首につかまった手が可愛いなあと思っていたら、ひょっこりはんしてれた。)

そんな自称カメラマンの私は、「何のために写真を撮るのか」をよく考えております。
ひとことで写真といっても、色んな目的のものが存在します。
例えば新聞に載っている写真だったら、新聞を読む人にその状況をわかりやすく伝えるために、
ファッション誌に載っている写真だったら、雑誌を見た人に「このお洋服素敵だな、買いたいな」と思ってもらうために、
商品カタログの写真なら、買いたいと思っている人にその商品のディテールがしっかり伝わるように。
このように写真には「相手」と「目的」が存在します。

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(さあ、車に乗って出発です。この日の妹ちゃん、随所でこの「ほじ」が見られます。
人間ならやったことない人はいないと思っている。そう、もれなくそこのあなたもそうでしょう?
ちなみに私は子どもの頃ヘビーほじユーザーでしたよ。だって大きいのとれたときの快感といったらないもの。)

では、私の写真の「相手」と「目的」は何だろう?と考えると、これに対してはもう私の中ではブレない芯があって、
​「撮らせて頂いたご家族」に「うちの家族いいな、最高だな」と感じていただけることです。
もちろんこれは私の中でのものであって、ご家族がどういう目的で撮影するか、そしてどう感じてくださるかは自由です。
(撮ってもらったけどそんな風に思えないわよ、もっとちゃんとやりなさいよというご意見がございましたら、撮影後匿名でご意見をお願いいたします…!もっと精進いたします。)
写真の活用方法として、昔と違って「自分や家族以外の誰かに見せるため」という選択肢もある時代ではありますが、私の中ではやはり写真を撮る1番の目的というのは「ご家族張本人」に「いいな」と思ってもらうためであり、「私がご家族以外の方に評価してもらうため」(SNSでフォロワーを増やしたり、コンテストで入賞するなど)ではないです。
​お仕事の都合上、SNSなどそういった場所に写真をアップしてはおりますが、正直いいね数やフォロワー数は私にとって大事なことではなく、
やっぱりあくまで「ご家族にどう感じていただけるか」が一番大切であります。

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(おひるごはんを買いにパン屋さんへ立ち寄りました(パン屋さんへは撮影許可をいただいております)。
​ママがお会計をしている間こんな感じで遊んでおりました。
お姉ちゃんがやっていることがやりたいお年頃。こういうのを見ると本当にきょうだいさんっていいな~と感じます。)

だから、第三者から見たら、私の納品データの中にはなんでこんな写真撮ったんだろう?と思われるような写真が入っているかもしれません。
普通は撮らない、または納品時にカットするようなお子さまの微妙な表情とか、脱いだ靴下とか、下駄箱に詰め込まれた靴とか、そういうもの。
でも、私は納品します。
それを含めて私はそのご家族が愛しいと思ったし、きっとご家族も愛しいと思ってくださっていると信じているから。
Hanano Photographyの自慢は「お客様と私の感覚の近さ」です。
Hanano Photographyは世の中の普通の写真サービスよりちょっとコアなこと?をやっていると思うので、そこに共感してくださるお客様しかそもそも依頼がありません(笑)
だから、お客様と私の感覚が極極似ていると感じており、自分の感覚で撮った写真を自信を持ってお客様にお渡しすることができています。
もちろん、ご家族に「いいな」と思っていただけたうえで、その写真が他の方にもいいなと思っていただけるのであれば、それはとてもとても嬉しいことです。

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(公園に到着。またでました!ほじ♡)

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(そして入水の儀。ああああ!1歳さんのフォルム!!!!
今日ブルマロンパースをはかせてくれたパパママ最高。この最高の中腰のフォルムよ。)

わたしにとって写真はラブレターです。ご家族へのラブレター。
しかも、「あなたのこんなところが素敵です、好きです、愛しています」という、やや気持ち悪めなラブレターです(笑)
気持ち悪いほどにハートのシールを貼りまくって送っています。
そのラブレターを読んで、「私も自分の家族好きだわ!やっぱ最高だわ!」と思ってもらえたらそんなに嬉しいことはないです。
そしてさらに、Hananoさんも好きだわ!と思ってもらえたら両想い成立です(笑)

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(あああ!立ち上がりからのカメラ目線。からのまた入水。このしゃがみスタイルが可愛すぎて何回も撮ってしまった。)

ちょっと愛が過熱してしまいました。すみません。
気をつけないとヤケドするぜ。
さて、では次の話題、「誰の目線の写真か」についてお話したいと思います。
私はご家族写真を撮るときに(特に日常写真において)「誰の目線の写真か?」を意識するのですが、​
それは「お母さん・お父さんの目線」だったり、「お子さんの目線」だったり、「ご家族以外の第3者の目線(天の声的なやつ)」だったりします。
ただ、私はお母さんお父さん張本人ではないですし、お子さまでもないので、やはりHananoフィルターを通していることに変わりはなく、「お母さんはこんな風にいつもお子さまを見ているんだろうな」という私の想像でしかありません。
そして、親の目線に第三者が到達するのは、時間的にもお子様との関係性的にもものすごく至難の業であります。
(とはいっても、諦めているわけではありませんよ!!!)

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(ふたりでどーじょしてくれました♡うむうむ、可愛すぎる。
客観的な引いたカットもいいけど、やっぱり子どもの可愛さが存分に味わえるのはこういうカットだと思っています。)

そこで、私が目指している目線のひとつとして、「保育士さんの目線」というものがあります。
(私は幼稚園未経験なので、「保育士さん」で統一していますが、幼稚園の方は「幼稚園の先生」に置き換えて読んでくださったら嬉しいです。)

​私の娘が通っている保育園では、日々保育士さんが子どもの写真を撮ってくれていて、それを今日はこんな風に過ごしました!と毎日手書きの文章で絵日記風に掲示してくれています。
この写真がいつも最高に最高で、いつも親の見ている表情であったり、はたまたなんともいえないビミョーーーーな表情だったり、
​親ではなかなか撮ることができない瞬間を捉えてくれている。
親としても、そしてカメラマンとしても、ジェラシーを感じるくらいいい写真ばかりなのです。

これは保育士さんと子どもの一緒に過ごす時間と関係性があってこそのもの。
親ではないけれど、親に極近い存在だからできること。

この写真を見るのが私の中では毎日の楽しみになっています、これがあるから「この保育園にしてよかった!」と思えるほどに。
また、これがデジタル上ではなく、切り貼りした写真と手書きの文章だからさらに良いのですよね。
保育士さんの愛と子どもとの関係性が痛いほど伝わってくるこの写真たちが大好きなのです。

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(子どもがみんなすきなやつ!この水道!1歳さんのつま先立ちフォルム可愛い。
そして最後にお姉ちゃんが妹ちゃんを拭き拭きしてくれるところたまらない。)

ちょっと話は逸れますが、保育士さんって本当にすごくないですか。
私の子育ては保育士さんなしでは語れないくらい、というか間違いなく私より娘のこと育ててくれてるぜってくらい、保育士さんさまさまです。
子どものちょっとした変化や成長にいつも気づいてくれていて、親と一緒の目線になって楽しんでくれる。
どんな家族の形でもまるっと受け入れてくれて、「行ってらっしゃい!おかえりなさい!」と言ってくれる。
保育士さんの笑顔にどんなに助けられたことか。
私にとっては子育ての伴走者、という感じです。

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(たくさん遊んでごはんタイム。
パンだけだと食べないかもしれないからとママがお弁当も作ってきてくれていました。
1歳さんのあんよの裏、ずりさがっちゃった肩紐、ごはんでぐちゃぐちゃなおてて、クロスさせてるむちむちあんよ。
全部ディテールかわいいなあ。もう。)

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(そしてお姉ちゃんがはなのさんも撮ってくれましたよ!うれしいなあ、もう。)

正直、行事ごとでカメラマンと呼ばれる人が一眼レフを持ってきて撮る写真よりも、私は保育士さんがコンデジで撮る普段の写真の方が好きです。
やっぱり写真には被写体との関係性や被写体への想いが表れてしまうのですよね。
もちろん、だからといってカメラマンさんが撮った写真を否定するつもりはありません。
撮影に向かない環境下で、動く子どもたちを一人も漏らさず撮影するのは大変だろうなと、スクールフォトを撮ったことのない私は尊敬しています。
写真を撮る目的も子どもとの関係性も違うから、保育士さんが撮った写真とは違って当たり前なのです。

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(はだしで遊びはじめた1歳さん。ママとかくれんぼをしました。
すっごいいい表情見せてくれるかな?と思って渾身のばあをしたのにやや塩対応な1歳さんがたまりません。
これ私結構よくありまして、公園で恥ずかしい思いをするタイプ。)

自分が親としてこんな風に感じる経験から、私もお子さまの保育士さんや幼稚園の先生にはなれなくても、それに近い目線で写真が撮れるカメラマンになりたい、と思っています。
「カメラマン」というより、目指すは「写真が撮れる保育士さん」(免許ないですが…)

保育士さんに比べたら一緒に過ごす時間は少ないけれど、そんなの関係ねえ!!!!!!
​愛とパッションで乗り越えるぜ!!!!という気持ちです。
​うん、やっぱり、気持ち悪いですね。

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(青空が本当にきれいな一日でした。
1年前にお会いした時は妹ちゃんはまだねんね期だったし、2人の絡みはあまりなかったように思いますが、今回は2人で遊んでいて本当に可愛かったな。パーリーピーポーたまりません。)

最後に、私は「表参道にある高級パン屋さん」でもなく、「駅ビルに入っているチェーン店のパン屋さん」でもなく、「住んでいる街にある小さな路面店のパン屋さん」のような立場の写真屋を目指したいと思っています。
(この表現伝わるでしょうか、伝わるといいな)
お客様の顔を見ればお名前と家族構成が出てきて、「○○ちゃん歩けるようになったんですね!」「お母さん髪切りましたね」とお話ができる。
価格をあまり下げられない、量もたくさん作れないかもしれないけれど、材料にこだわったシンプルで美味しいパンにする。
食べる人と作る人が直接顔を合わせて話ができて、一方通行ではなくお互いの想いが感じられるお店にする。
私が目指すのはそういう写真屋です。
今の時代、大量生産で物があふれており、時短・便利・低価格が重視されることが多い時代だとは思いますが、
そんな流れに流されず、私は私の大切だと思うものをお客様にお届けし続けていきたいなと思います。

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(たっぷり超日常写真プランではご家族写真も必ず撮らせていただいています。
やっぱりみんなで写ったお写真は家族の1枚として残るものだと思うから。)

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(かめさんにご挨拶。広々していて気持ちよくて、本当に良い公園でした。
すっかり秋の空ですね。この後はご自宅へ戻って引き続き撮影させていただきました。
こちらのお写真も可愛すぎるので、Instagramにてご紹介させていただきます!)

さあ、今回もよく意味の分からないブログになりました(笑)
ただただ可愛かったからいいか♡
お付き合いくださりありがとうございました!
みなさま、良い秋をお過ごしください。


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