HANANO PHOTOGRAPHY
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Hanano Photography Blog

2022年、年末の徒然なるまとめと〆のごあいさつ。

12/28/2022

 

こんにちは!
Hanano Photographyフォトグラファーのhananoです。
今年ももう年末ですね。
毎年秋の繁忙期のおかげで10~12月が一瞬で過ぎ去るので、脳内では夏が終わったら即年末になっているフォトグラファーあるある。
今年もたくさんのご家族に出会い、たくさんのトキメキを頂いた1年でした。
ほかにもやりたかったことを色々達成できた1年。
仕事もプライベートも大満足だったなあと思います。

写真

【私のダウンベストを被ってテレビを見るムスメ。】

なんといっても、今年実現できて嬉しかったNo. 1は夏の「赤いリボン」訪問大分旅行です。
3歳になったムスメと、​「​CuiCuiphotoworks」のかおりさんと次男ちゅん(スペルミスではありません)とともに大分にいる赤いリボン薫さんのところへ2泊3日の旅行にいってきました。
ずーっと憧れだった赤いリボンのアンティーク着物&背景紙のお写真を撮ってもらえて、かおりさんや次男ちゅんと地元感溢れるビジネスホテルに泊まって寝起きから一緒に遊んだり、大家族な薫さんち(3姉妹+末っ子長男くんの4人ごきょうだい)でカレー作ってみんなで食べたり、おいしい火鍋屋さんに連れて行ってもらったり、公園や河原であそんだり。
しかも更に薫さんちの日常写真を撮らせてもらったり。
こんな楽しい3日間ある!???ってくらい夢のような、楽しい嬉しい大好きしかない旅行でした。
赤いリボンファミリーの日常撮影については重~い気持ちがこもりまくってしまったので、またの機会にしたためたいと思います。

​以前は看護師として働いていた私ですが、フォトグラファーになってよかったことを挙げるとしたら、「今までだったら出会わなかったであろう人と仲良くなれたこと」かなと思います。
SNSのおかげで、日本各地のフォトグラファーさんやお客様と繋がれたり、共感をもらえたり、仲良くなったり、撮影させてもらえたり。
もし、あのまま組織に勤めているだけだったら、きっと私は今も、組織に文句を言い、制度に文句を言い、辛い、大変、つまらないを全部周りのせいにしていたのだろうと思います。(もちろん看護師としての仕事のやりがいはありました)
「やりたい、楽しい」を基準に仕事をしている今、全部自分次第で、毎日すごく前向きな気持ちで過ごせていると思います。
だからきっと、お客様や同業の皆様と素敵なご縁を頂けているのではないかと。
こんな風に仕事を続けられる環境とすべてはお客様に感謝です。
そして、写真を仕事にしたい!と思いついて行動した、26歳だった私にナイスと言いたい。
​
​「好きな仕事を、好きな人と。」
これがどれだけ幸せなことか実感した1年でした。

だけど、個人で働くリスクも同時に強く感じた1年でもありました。
個人で働くデメリットはずばり、「代えがいないこと」に尽きると思うのですよね。(いやもっと言えば健康保険とか年金とかいろいろありますが。)
コロナに終わりが見えない中、この秋はいつコロナにかかるか・・・自分が罹らなくてもいつ娘がかかるか・・・とひやひやしながら過ごしました。
とりわけ七五三は延期が難しいイベントなので、個人で七五三の撮影を受けるということはそれなりの責任を伴うことなのです。
結果として、コロナ含め自分の体調不良はなく無事にすべての撮影を終えることができたのですが、これは本当にたまたまで、これからもお客様に「すみません、明日撮影に伺うことができません」と頭を下げる日がいつ来てもおかしくないと思っています。
実際、11月半ば、まさに七五三撮影ピークの頃、ムスメの保育園で感染者が出て(ムスメは陰性だったのですが)、一時旦那と代わる代わる自宅保育をした時期がありました。
もちろん旦那が融通の利きやすい仕事だからこれができたという有難さは前提の上、本当は撮影時間以外は編集作業とか、メールの返信とか、やりたいことは山ほどあって、その時間を削られることが正直すごく大変でした。
ただでさえ子育てと仕事の両立って予定外のことが突発的に起きる困難さを抱えているのに、コロナワールドになって、ますます先の見通しを立てることが難しくなったと感じているのは私だけでしょうか。
この秋の撮影は(もちろん最大の努力はしたけれど)、正直、綱渡りだったなと思います。
「自分しかいない」というプレッシャーと常に戦う必要のあるフリーランスは、もちろんいいこともいっぱいあるけれど、こういった大変さがあることも事実です。

でも、総じてやっぱりそれ以上に本当に楽しくて幸せが上回っているから、しばらくはこういう形でこの仕事を続けていこうと思います。


写真

【ムスメが電卓で11.12.13.14.15って打ってた。母感動。】

少し話は変わりますが、秋の七五三シーズンは他のご家族がフォトグラファーに撮影してもらっている場面をよく見かけます。
​そういった風景を遠くから眺めていると、こういってはなんなのですが、フォトグラファーとご家族が全く嚙み合ってないな、と思うことがよくあります。(特定の誰かを責めたいわけでは決してありませんm(__)m)
お着物を着るのが嫌な子だっているし、子どもは大人ほど写真撮影に価値を感じていないので、みんな自由です。
緊張してずっと抱っこだったり、自由に走り回ってたり、疲れちゃってたり、それはもういろんな子がいます。
そういうときに、フォトグラファーが苦笑いで困っている感を出している光景を見ると、すごく悲しい気持ちになります。
あなたが真っ先に困ってどうする!??と思うのです。
そんなフォトグラファーの空気を察知した親御さんはそりゃ申し訳ない気分になるだろうな、「ちゃんとしなさい!!!」と叱っても仕方ないよな、と思うのです。

「写真は止まってカメラを見て撮るもの」「笑顔でポーズを取って撮るもの」
なんとなくある、この常識っぽい固定概念をフォトグラファーの態度がさらに加速させて(というかその固定概念を誰よりも持っているのがフォトグラファーだったりする)、親御さんに加担させてまでお子さまを抑えつけることになってしまう。
私個人の意見としては、こんな空気になるのなら、フォトグラファーなんてその場にいないほうがいいと思います。
ご家族だけで参拝に来ていたなら、撮影どうのこうのに気を遣わず、お子さまは楽しく、親御さんはきっともっとゆったりした気持ちでいられたはずだと。(もちろん行き過ぎていたら怒るだろうけど。)
​
ことさらお子さまの撮影において、動いているものを止めて撮るのはフォトグラファーに絶対必要なスキルですし、
もっと厳しいことを言ってしまえば、親御さんだけでなくお子さまとコミュニケーションを取ることのできるスキルだって必要です。
だから、お子さまに対して、親御さんは申し訳なく思う必要も、お子さまを怒る必要もどこにもないと思います。
フォトグラファーの技量や熱量の不足が原因のことだってあるのに、写真が撮れない理由をお子さまのせいにしないでほしいと声を大にして言いたい。
​(ただ、眠いとかお腹減ったとか暑い寒いとかそういう生理的な欲求はこちらのコミュニケーション力ではどうしようもできないときもあるので、環境とコンディションは親御さんがコントロールしておいていただけると大変助かります(願))
いつだって自分の意思を言葉にして主張することが難しい子どもはいろんな場所で弱者になりがちだなあと思います。


私は心から思うのです、「写真撮影は義務ではない」と。
昔、小児病院で看護師をしていた時、子どもを押さえつけてまで、痛い辛い処置をすることがありました。

でもそれは、「命」や「健康」が関わっていたからです。
それに比べて、写真は?と思うのです。

写真を撮っても撮らなくても、なんら命には関係ない。​
こうして元気に生きていること。
走り回れること。
意思表示ができること。
病院に来ているわけではない、写真撮影という本来楽しいはずの場で、それ以上望むことなんて何もないなと思うのです。

私は病院で、沢山の子どもたちに痛い辛い思いをさせ、我慢させてきたので、その分撮影で出会う子たちには自由で、そのままの君たちでいてほしい。
そしてもしもう少し願ってよいのなら、私が関わるこの時間が君たちにとって前向きな時間になるのならすごくうれしい。
『楽しい、嬉しい、心地いい、温かい』
そういった空気をその時間に子どもたちが感じてくれたら、きっとお子さまにとっても写真を撮る価値があると思います。
親御さんが温かい気持ちでお子さまを見守ってくれる、全力で向き合ってくれる、きっとそれだけでお子さまたちはうれしいと思います。


写真

【動物たちを集めて柿の種(ムスメが拾ってきたやつ)大盤振る舞いパーティーが行われた。】

そういえばいつからか、「こういうカットを撮ってほしい」という参考画像をいただくことがなくなりました。
これはどう捉えたらよいのか・・・お客様の私への信頼の証だともいえるし、こいつに何言っても無理かもというもしかしたら諦めかもしれません(笑)
(いや、全然こんなん欲しいって言ってもらって大丈夫なんですよ!!!)
でも、やっぱり写真は目的ではなく結果だと思うので、その写真を撮るまでの過程を大切にしたいなと思うんです。
どちらにせよ、きっとお客様は私の撮影スタイルを受け入れてくれているのではないかと信じているし、受け入れてくださる方をこれからも大切にしていきたいです。

​ちなみに撮影の時はお子さまのどんなところもどんな時も可愛いねえ~~~~と思っている私ですが、我がムスメの育児ではまったく温かく見守れておりません(泣)
早くして、~しなさい、これしちゃダメ、~すると~になるよ、~しないと~できないからね、そんな命令、否定、脅しなど、育児書的NGワードを連発しております。
頭ではわかっていても我が子の育児ではできないのに、撮影の時には肯定的な言葉かけができるのは、おそらく私がお客様のお子さまになんの責任もない他人だからということと、お子さまと接する時間が限られているからです。
仕事でその場にいる私とは違って、子どもと過ごす時間に制限がなく一緒に生活する親は、いつでも温かく見守る、どんな時でも受け入れるなんて無理ですよね、え、ですよね・・・???(同意求)
だから、フォトグラファーとして一緒に過ごすその時間は普段親御さんが思っていてもできない分まで(なんなら私がムスメにできていない分まで)全力でお子さまに向き合いたいと思うし、受け入れたい、そう思っております。(勝手な免罪符)
​
可愛い可愛いお子さまたちに出会えること、ご家族と一緒に時間を過ごせること、思い出を共有できること。
私にとってはそれが何より幸せで、この仕事が大大大好きだなあと思います。
今年も至らない点が多々ありましたが、それでも温かく受け入れてくださるお客様には感謝しかございません。
​よろしければこれからも、一緒に楽しいお時間を過ごさせていただけたらこんなに幸せなことはないなあと思います。

今年もたくさんのご家族のお時間を託してくださり、本当にありがとうございました。
来年もHanano Photographyをどうぞよろしくお願いいたします。

Hanano Photography 高橋 花乃


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