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Hanano Photography Blog

「日常撮影って本当に日常?」について考える、と2022年のご予約についてのお知らせ。

8/28/2021

 

こんにちは!
Hanano Photographyフォトグラファーのhananoです。
今日はタイトルの通り、「日常撮影って本当に日常?」への考察と来年のご予約についてのお知らせをお伝えしたいと思います。

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まずは来年のご予約について、予約の開始時期について変更がございますのでお知らせです。
現在は3ヶ月前からのご予約(例:4月分のご予約は1/1~)とさせていただいておりましたが、
2022年1月分のご予約より『1ヶ月前のAM7:00~』とさせていただきます。(例:4月分のご予約は3/1のAM7:00~開始)
理由としては、例年10.11月のご予約は開始直後から七五三の予約で満席になってしまいやすいので、
それ以外のプランを検討されていたお客様について、なかなか3ヶ月先まで予定がわからずご予約が難しい方もいらっしゃると感じたためです。
そのようなお客様にも撮影枠をきちんとご用意したいと思ったこと、そしてわたし自身も子どもの行事などについて、
特に新年度や秋のシーズンは見通しがはっきりしないこともあり、1ヶ月前からのご予約に変更させていただきたく思っております。
七五三のご予約に関しては1ヶ月前だとご不安に思われる方も多いと思いますので、​7月ごろに10~12月の間の七五三について先行予約を設けたいと思っております。
随時InstagramやHPにてお知らせさせていただきますので、撮影を検討されている方はチェックしていただけると幸いです。
なお、2021年12月のご予約は今まで通り9/1 0:00~のお受付となりますので、撮影をご検討の方はよろしくお願いいたします。

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今日は先日お邪魔した「2歳のお兄ちゃんと1歳さんのお誕生日当日の日常」のお写真とともにこのブログをお伝えしてまいります。
blogの内容とご家族については何の関係もございません!
2歳差兄妹さん、ただ可愛い、という理由で取り上げさせていただきました。
本当は公園遊びから撮影させていただいていたのですが、長くなってしまうのでこちらではおうちの中でのお写真のみご紹介していきます。
​
さて、それではもう一つの今日のテーマ、「日常撮影は本当に日常?」について私なりの考察をお話できたらと思います。
まずはどうしてこのようなテーマについてお話しようかと思うに至った経緯についてお話させてください。
最近「日常写真」というものについて、以前と比べて日常写真を撮影するカメラマンも増え、一般の方にも広く認知されてきたなあと思います。
(言わずもがな、私も日常写真が好きなカメラマンのひとりですので、大変喜ばしく思っております)
カメラマンが増えてきたことで色々な写真に触れることが増えたため感じることなのですが、日常写真というのは正解がない分、カメラマンによる価値観の違いが出やすいジャンルだなあとしみじみ思います。
基本は普段の日常を撮影するというベースではありますが、撮影中どれくらいご家族にコミットしていくか、コミットしていくとしたらどのようにしていくのかというところが人によって全然違う。
中には「カメラマン側からの声かけや指示は一切しない」というルールを設けている方もいらっしゃるみたいです。
そんな中で、「日常写真って本当に日常?」ということについて考える機会が多くなったのですよね。
カメラマン側からの指示がないから、=日常なのかな?と。
きっと日常撮影にご興味を持ってくださったことがある方でしたら、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
これについてはやはり正解がない部分ではありますが、最近私なりに答えが見えてきましたのでお話できたらと思っています。

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(2人の後ろ姿可愛い。どアップ可愛い。お兄ちゃんのトーマス好きが高じすぎていて可愛い。
おままごとキッチンの収納棚が機関庫になっておりました。私がヒロ好きだというと絵本を取り出して教えてくれる優しさ。)

ずばり結論から申しますと、私はカメラマンという第三者がその場にいる時点で、「日常撮影は日常ではない」と考えております。
私自身定期的に日常撮影をカメラマンさんにお願いしているのですが、​日常最高!とか言っている私も、
さすがにその日はいつもより念入りにメイクして(たいして変わっていませんが)、
手持ちの服の中でもすこしマシと思われる服を着て(たいして変わっていませんが)、
「もう少し部屋片付けようかな」とか思いますもんね(たいして変わ(以下ry)。
でも、これについては思っても思わなくてもどちらでもいいのです。
誰かを家に上げるときにどのくらい整えなくちゃ、と思うかは人それぞれの価値観ですから。
ずっとお付き合いのあるお友達や、両親または義両親などが家に来るときですら「日常のまま」ではない方が多いと思うので、
​
カメラマンが来て家の中で撮影する、となったらそれはもうやっぱり、その時点で多くの人にとっては日常ではないのではないかと私は思っております。

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(お兄ちゃんとお母さんはピザ作り。この間に妹ちゃんはお父ちゃん抱っこちて~とよじ登っておりました。
お父ちゃんはきっと俺は世界一幸せだと思っているはずです(勝手な推測))

じゃあ、ご家族に「いつものままでいてください!」とお願いするかと言ったら、これもまた違うのではないかと私は思います。
(もちろん、いつものままでウェルカムです!!とお客様が思ってくださっていたら、それは本望です!)
先程はハード面について述べましたが、同様にソフト面にもおいても同じことがいえると思っております。

例えば我が家でしたら、毎日毎日それはもうくだらないことで(エアコンを消す消さないとか、ドアを閉める閉めないとか)必ず夫婦間で言い争いをするのですが(大人になれ)、撮影の日はなんだか雰囲気よさげになりますもんね。
私は日常撮影における「日常」というのは、『普段から愛しいと思っているいつもの日常の風景』でもよいですし、
『(なかなか普段はできていないけど)本当はこんな風に過ごしたいと思っている日常』でもよいのではないかと思うのです。

常日頃「ああ子ども可愛い、幸せ」と思って過ごしている方もいらっしゃれば、普段は日々の生活に追われて思っているように過ごせない方だっていらっしゃいます。
「育児」について感じることは人それぞれです。
例えば新生児期を「幸せ」と感じて過ごす人もいれば、「大変」と感じる人もいます。
どちらが良い、悪いではありません。
これは人それぞれの価値観というだけでなく、同じ人でも子どもの成長やその時それぞれの環境や状況によって変わるものです。

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(上:1歳さんのたまらぬ首筋周辺と、下:2歳さんのたまらぬくちびる。)

だから、どっちの日常もあっていいと思うのです。
だってそれが育児であり生活だと思うから。どちらが良くてどちらがダメなんてことはない。
いっぱいいっぱいで疲れていて、休みの日は部屋着のままだしメイクもしてない。
いつもなにかやることに追われていて、なかなか向き合ってあげる時間が作れない。
いつも子どもに「ちゃんと食べて」「片づけて」「早くして」などとイライラしてしまっている。
本当は一緒に満足いくまで遊んだり、ゆっくり絵本を読んであげたり、いくらでも抱っこしてあげたいと思っているのに。
最低限危険なこと以外は怒らないであげたいと思っているのに。
みんなそうだと思うのです、子どもを育てるというのは本当に大変なことだし、綺麗事ばかりではない。
​というか、私が毎日感じていることです(爆)

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(ピザの具が全部むけてしまった。あるある。)

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(エプロンひっくり返す。あるある。)

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(じっとしていられない2歳児。早々にごはんを離脱する。あるある。
(離脱してくれるとゆっくりごはんが食べられるので、私はいつも早く離脱してくれとも思っている。)
そして離脱してゆく先はやはり機関庫。)

もし、日常撮影に何かしらのハードルを感じてしまっているとしたら、
きっとどこかで、「こうであらねば」を感じていらっしゃるのではないかと思います。
家が綺麗でなければ、子どもに対していつも穏やかでなければ、またはいつものままでなければ…
もし、そういう思いを無意識にお客様に感じさせてしまっているのだとしたら、それは発信側であるカメラマン(私)の責任でもあります。
私はInstagramやHPに掲載許可をいただいたお客様のお写真をアップさせていただいておりますが、
私のお写真はじめ私以外の方のお写真も含め、他のご家族のお写真を参考にされることはあってもご自分と比較する必要は全くないと思っております。
そのご家族の姿はそのご家族にしかないものなので、誰かのようでなければいけないことは全くありません。
また、逆に言えば、「この写真みたいに撮ってください」とご希望いただいても、ごめんなさい、私にはできません。

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(子どもってなぜか謎に飛び跳ねますよね。そしてこの歩き方はゾウの真似らしい。可愛い。
そして子どもの創作料理って最高ですよね。今日のメニューはカツオ?マグロ?の炒め物です。)

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(お手手のほくろも、上から見たとんがりくちびるも全部かわいい。君が笑ってくれるだけで私は幸せさ。)

もし、日常撮影に興味はあるけれど、一体何を撮ってもらったらよいのか?今のこの状況で依頼してよいのか?と悩むことがありましたら、
『どんな時間を家族で過ごしているときに幸せを感じるか』を考えてみてほしいなと思います。
それがいつもの風景ならそのままで、もしそうでないなら願っている風景を。

日常撮影はカメラマンとお客様の関係性が如実に表れるジャンルです。
私は、日常撮影の中で(日常撮影でなくても)一番大切にしたいこと、それは「その時間をどう過ごし、どう感じたか」です。
普段は願っている風に過ごせないかもしれません。だって忙しいから。大変だから。
でも、撮影の日だけは、少し余裕をもってお子様と向き合うことができると思うんです。
いつもはイライラしてしまうようなことも、撮影だからともしかしたら温かく見守れるかもしれません。
​普段は家事をしながらだけど、今日はちょっとお休みして。
普段はスマホを触りながらだったけど、今日は少し横に置いておいて。
いつもならやめてと怒ってしまうようなことも、今日はまあいっかと思えたり。

​きっと撮影というだけで、普段より無意識にお子さまと向き合う時間が増えると思います。
普段通りでも、いつもより少し意識した日常でも、どちらでもいい。
お子さまと純粋に一緒に過ごすことで、普段気づかなかった成長に気づいたり、改めてこんなところも可愛いなと思えたり。
撮影の時間がそんな時間になれば、こんなに嬉しいことはないなあと思います。

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(プールが楽しみで仕方なかったお兄ちゃん。そしてお兄ちゃんの脱ぎ捨てたズボンをハムハムする1歳さん可愛い。
余談ですが、私は子どもがズボンやパンツを脱ぎ履きする姿が大好きであります。
短い手足で一所懸命脱ぎ履きする姿がたまらないのです。いよいよ変態。)

長くなってしまいましたが、私の中での「日常撮影って本当に日常?」に対する結論としては、
『普段の日常そのままでも、そうであったらいいなと思う日常でもどちらでもよい』に行きつきました。
もちろん、いざ当日になってみたら「そうであったらいいなと思う日常」にならなかったとしても、大丈夫です。
子どもとはそういうものです。忖度なし。だから私は子どもが大好きです。
どんな日常の中にでも、必ず、愛しいと思う瞬間があります。私は知っています。
その時、あーー!!!そんなことしないで!!!!と思っても、写真を見たらまた違った感情で見て頂けると思います。
そこはカメラマンを信じて、任せてもらえたら嬉しいです。
私にとって大切なのは、その時間がご家族にとって「良い時間だったな」と思ってもらえることです。
そしてさらに出来上がった写真を、ご家族が肯定的な気持ちで見てくださったとしたらこんなに嬉しいことはありません。

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(お兄ちゃん、入水の喜びがあふれ出ております。窓から見ている妹ちゃんも可愛い。もうみんな可愛い。)

最後になりますが、どんな日常にもお母さんお父さんの愛というのは必ずあります。
無意識すぎて、当たり前すぎて、ご自身ではわからないかもしれませんが、無数に散らばる愛を見つけるたび、私は胸が熱くなります。
カメラマンという第三者だからこそ、気づくこともあります。
きっとわたしも、こんな風に親のちょっとしたたくさんの愛に囲まれて大人になったのだと思います。
その愛が人間の根っこを作り、幸せを感じる種になっていく。
大袈裟ではなく、家族という最小単位が人を、世界を形作っていると思うのです。
だから、どんなお母さんお父さんでも、これ以上なく頑張っている!!!!
​内閣総理大臣より大企業の社長より誰より(なったことないけど)、世界最高の仕事をしている!!!!ブラボー!!!!!なのです。

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(プロ野球の優勝ビールかけを彷彿とさせる恍惚感。)

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(なぜかひっくり返った妹ちゃんが可愛すぎる。やっぱり夏はプールがよいですね。)

日常撮影というのは、本当に奥が深いジャンルです。
カメラマンのエゴに偏らないように、ご家族にこうあらねばを押し付けないように、いい時間だったね、と感じていただけるように。
そして言わずもがな、写真のクオリティに満足していただけるように。
写真の技術だけでなく、いつも自分自身の人間性を問われているような気持ちになります。
私の家族写真の原動力は、小児病院での看護師経験です。
いろいろな理由で家族と家で過ごすことのできない子どもたちを看護させていただきながら、
​私はいつも、「この子はどんなおうちに住んでいたのかな、どんな風に食卓を囲んでいたのかな」と考えていました。
願わくば、もう一度、おうちで生活させてあげたい。
家族みんなでごはんを食べたり、テレビを見たり、布団で眠ったり…
一見何の変哲もないことかもしれないけれど、もう一度、かけがえのない温かさの中で過ごさせてあげたい。
私にはなんの権限もないけれど、もしも神様という存在があるのだとしたら、もう一度。

撮影でお客様の元にお伺いすると、涙が出そうになることがあります。
いつもどんなものでも本当に尊いと心から思います。それは私が看護しながら願っていた風景だったから。

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なんだか長くなってしまいました。
最後にこのお写真のご家族から撮影後ご感想をいただきましたのでご紹介させてください。


たまたまご縁があり花乃さんに結婚パーティーの写真を撮影していただいて以来、いつか日常写真を撮っていただこうと思い続け、今回やっと撮影していただくことが出来ました。
花乃さんの撮影される写真も、写っているご家族も皆さん素敵で、日々2人の子育てに追われ怒ってばかりの毎日を過ごしている私が撮影していただいたら一体どうなるんだろう、大丈夫かなと不安はありましたが、とても素敵に撮っていただき感激しています。
イヤイヤ期真っ只中の息子は普段写真を撮らせてくれませんが、撮影の最初こそ嫌がっていたものの、日常ということと花乃さんの優しい雰囲気も相まって、いつも通りの表情を見せリラックスして過ごしていたように思います。
写真を撮っていただいたことで、普段自分はこんな顔で子どもと接していて、周りからはこんな感じの家族に見えているんだなと新たな発見も出来ました。
娘の1歳の誕生日というタイミングだったのでスタジオ撮影も考えましたが、子どもがまだ小さくじっとしていられない今、子どもにとっても親にとってもストレス無く、かけがえのない時間を写真に残せる日常写真をお願いして本当に良かったなと思いました。(夫も、こういう撮影は全然疲れなくて良かったーと喜んでおりました。)
毎日バタバタと1日が過ぎていきどんな生活だったか忘れることも多い中で、後から写真を見返した時に、散乱するオモチャ、全然片付かない部屋、子どもの様々な表情などその時の生活の色々を全部を思い出せそうで、すでに日常写真の魅力に取り憑かれています。
少し時間が経った後に写真を見返すのがとても楽しみですし、また撮影もお願い出来たらと思っています。
本当にありがとうございました。


こちらこそ本当にありがとうございました!
お客様には日常という極プライベートな空間にお邪魔させていただけることに感謝しながら、
これからも丁寧にご家族それぞれの日常を紡いでいけたらと思っております。
​これからもHanano Photographyをどうぞよろしくお願いいたします。

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